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「美容外科における日帰り手術 −術後の身体的、精神的負担を考える−」

第35回日本看護学会 / 2004年7月 / 東京院 杉山敦子

はじめに

美容外科で行なわれている手術の麻酔法は局所麻酔が大半を占めるが、手術の内容により静脈麻酔・硬膜外麻酔・全身麻酔が必要になる。全身麻酔は可逆的でな ければならず、日帰り手術はこれに「いかに速く快適に」回復するか、という条件が加わる。
美容外科で手術を受ける患者背景には、周囲に知られたくない、外泊できない、という特殊性があり何度も来院したくないと考えるケースが多い。当院では全身 麻酔の際は 事前に麻酔に伴う術前検査を全て終わらせ、手術当日に来院、手術、そしてリカバリー後スムーズに帰宅できるように、術中、術後の安全管理を行 なっている。適応として代表的なものは、顔面骨骨切り術、顔面除皺術などがあげられ、当院でも過去800件以上の症例がある。
このように日常的に行なわれている全身麻酔下の日帰り手術に対し、身体的・精神的な負担の程度をアンケート調査した。

用語の定義

日帰り手術とは、手術当日の来院、全身麻酔下の手術、術後の当日帰宅とする。
リカバリー時間とは、回復室への帰室から退室(帰宅)までとする。

研究目的

日常的に行なわれている日帰り手術を受けた患者の精神的、身体的な負担の程度を明らかにする。

研究方法

1.期  間:平成15年10月~16年3月
2.対  象:日帰り手術を受けた17歳~54歳までの男女72名
3.調査方法:口頭によるアンケート調査
4.調査内容:(1)帰宅途中の状況(2)夜間不安なことはなかったか(3)リカバリー時間は適当であったか(4)当日帰宅の理由
倫理的配慮:研究の主旨を説明し、結果は統計的に処理され個人が特定されないことを説明し、口頭で了解を得た。

結果

日帰り手術を受ける患者には、帰宅方法(交通手段)の確認及び、術後の疼痛、腫脹、麻酔による身体への影響についての説明は術前検査の際に実施している。

アンケート結果

(1)帰宅途中の状況について
術後の身体への影響は「予想通り」が76.4%、「予想していたより楽だった」が19.4%と、
いずれも帰宅時の交通手段の変更はなかった。
逆に「予想していたより辛かった」が4.2%で帰宅の交通手段が電車からタクシーへと変更になっている。
(2)夜間不安なことはなかったかについて
(1)と同様の結果が出ており、「不安だった」4.2%については創痛、嘔気、嘔吐による不眠が理由であった。
(3)リカバリー時間は適当であったかについて
「適当であった」が75.0%、「もっと早く帰りたかった」が22.2%で理由として、家族に内緒のためが半数を占めた。
「もっと休みたかった」は2.8%でこれらの理由も家庭の事情により帰宅時間に制限があるものであった。
(4)当日帰宅の理由についても家庭の事情によるものが主であった。

考察

従来は入院して行われていた手術を日帰り手術で行なう方法は日本でも2000年に専門施設が開設されるなど、本格的に取り組まれている。今回の調査にあ たって日頃、日常的に行なわれている日帰り手術において、患者の身体への負担が予想以上に少なかったことが判った。これは、医師、看護師により術後予測さ れる身体への影響について十分な説明が事前に行なわれ、患者に受け入れられているものと判断できる。
このように身体への負担に対する受け入れが出来ていると精神面での負担も少ないということが判った。「辛かった」と答えた理由には創痛が原因となってお り、術後の疼痛コントロールは重要であると考える。

結論

(1)術後に予測をされる症状について事前に十分な説明が必要であり、患者に受け入れられることが重要である。
(2)疼痛コントロールは、精神面の安定のためにも重要である。

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