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口中法による下顎骨形成術における下顎角の見え方、および下顎枝前縁部の削骨効果についての検討

第56回日本形成外科学会総会・学術集会 / 2013年4月 / 東京院 飯田秀夫、広比利次、田中真輔、牧野太郎

背景

下顎角形成術のアプローチは主に下顎枝前縁粘膜切開が用いられます。本アプローチは露出部の瘢痕を避けることができますが、術野は深くて狭く、また下顎角に対しては斜め方向からの視野しかとれないという欠点が有ります。視野の改善のために下顎枝前縁部の削骨という方法がありますが、過度の削骨は下歯槽神経損傷の危険を伴います。

目的

当院では下顎骨の手術に際しては、三次元立体モデルを作製しています。これはCTを基にして食塩で立体構造を作製したものであり、下歯槽神経そのものを着色し、あるいはその走行を表面に投影して着色することができます。また、バーによって削ることもできるので実際の手術をシミュレートすることが可能です。そこで、このモデルを用いて、下顎枝前縁切開による下顎角の見え方と、前縁部削骨によってどの程度の視野の改善がなされるかを検討してみました。

方法

下顎骨の手術をおこなった35名70側を対象とし、立体モデルを用いて、下顎角の見える角度(下顎角から前縁への接線と、冠状面とのなす角とする)、前縁部での下歯槽神経の深さ、および前縁部削骨後の下顎角の見える角度(下顎角から下歯槽神経への接線と、冠状面とのなす角とする)を測定し、削骨による角度の変化を計算してみました。

結果

今回の調査では前縁部削骨により視線の角度は平均24.0°から平均34.8°と、10.3°の増加が認められました。これは数値としては決して大きなものではありませんが、真横に近い視線での変化なので歪みや距離感の改善としては十分に効果的であると考えられます。下顎枝前縁部の平坦化によって下顎角までの見通しが改善することも加わり、精度が高く、安全な手術ができるようになります。また、前縁部の削骨は下顎幅を減少させるため、小顔効果ももたらします。以上より、下歯槽神経の深さに注意をする必要はありますが、下顎枝前縁部の削骨は、特に下顎角が見え難い症例では有効な手段であると考えられます。

考察

結論です。三次元立体モデルを用いて、下顎角が見える角度、下顎枝前縁部での下歯槽神経の深さ、前縁部削骨後に下顎角が見える角度を測定しました。下顎角が見える角度は、削骨前は平均76.0°、削骨後は平均65.7°であり、10.3°の改善が認められました。下顎枝前縁部での下歯槽神経の深さは平均5.9ミリでした。下顎枝前縁部の削骨は、歪みや距離感を改善させる効果があるので、特に下顎角が見え難い症例では有効な手段であると思われます。

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