| フェイスリフトの部位別分類 |
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手術療法
1.前額部
・前額部の横皺
(1)前額フェイスリフト(内視鏡、冠状切開):眉間の縦皺、鼻根部の横皺も同時に改善できる。
(2)前頭筋の習慣性収縮による皺:上眼瞼の皮膚のたるみ⇒余剰皮膚切除、眼瞼下垂⇒挙筋腱膜前転
2こめかみ(側頭リフト)
・眉毛外側〜上眼瞼外側〜目尻のたるみ
毛髪内W字切開からgalea上で剥離し、生え際より前方では皮下に剥離層を変更し、さらに皮下脂肪を約2cm剥離し後方に引き上げます。
3.頬・頚部フェイスリフト
側頭毛髪内から耳介前縁の輪郭に沿って耳垂部で折り返し耳後部の耳介側頭溝に沿って上方に皮切を加えます。
皮下剥離を鼻唇溝に向かってmasseteric ligamentとzygomatic
ligamentに8〜10ヵ所のマーキングを行ないます。
SMASは1997年D.Baker (New York)により発表されたLateral SMASectomyを当院では一般的に行なっています。
外眼角から耳垂前方を通り頚部にいたる部分でSMASを鼻唇溝に平行に紡錘型に切除縫合するものです。
さらに、法令線(鼻唇溝)を改善するために2種類の靭帯(masseteric
ligament、zygomatic ligament)を吊り上げます。
顔面の皮膚(SMAS等の皮下組織)は深部組織とretaining ligamentという線維束により強く固定されています。
このretaining ligamentが存在するところではたるみに対する抵抗として作用しており下垂が少ないのです。
一方このligamentがない部位では皮膚のたるみが顕著となります。
フェイスリフト手術で引き上げ、その効果に限界があり邪魔しているのは逆にこのligamentによる。
法令線等、顔の中心部の皺・たるみに対して耳介周囲から引き上げるためにはこのligamentの再構築が重要となります。
頬〜頚部に存在するligamentは一旦切離し、糸でできる限り吊り上げて若い頃の位置に再度固定する必要があります。とりわけzygomatic
ligamentとmasseteric ligamentは完全に切離し上方外側のSMAS、頬骨骨膜に吊り上げ固定する必要があります。片側で8〜10ヵ所を固定します。
Retaining ligamentsとは?
(1)Parotid cutaneous ligament 耳前部の皮膚−耳下腺筋膜を固定
(2)Zygomatic ligament 大頬骨筋起始部外側、小頬骨筋起始部、さらに上口唇挙筋起始部にわたって頬骨体部前面に固定
(3)Masseteric ligament 咬筋前縁で筋膜を一体とした後、咬筋付着部前縁に沿って下顎骨上板と体部前方に固定
(4)Orbital retaining ligament 眼窩下縁に沿って
4.上眼瞼
全切開法(余剰皮膚切除)〜さらに挙筋腱膜前転術を同時に施行しますと目の開きがかなり改善します。
眉毛下切開=上眼瞼リフト〜眉毛下縁で余剰皮膚を切除
内視鏡下眉毛挙上術
5.下眼瞼
下眼瞼切開法…下眼瞼睫毛切開から筋皮弁(眼輪筋―皮膚)を挙上し眼窩下縁やや下方まで剥離します。
眼窩脂肪の処理は、重度のBaggy eyelidsの場合には眼窩脂肪切除、naso-jugar
crease(頬瞼溝)の凹みが目立っている場合には眼窩下縁に沿い隔膜を切開し、溢れ出してくる脂肪と隔膜を下方に引き上げて固定するHamra法が適応となります。
6.その他のアンチエイジング手術:
頬・頚部−脂肪吸引
頬−脂肪注入
上眼瞼−脂肪注入・脂肪移植
オトガイ形成−インプラント
その他−filler
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