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学会活動
豊胸術術後の被膜拘縮に対する修正手術について

2005年4月
第48回日本形成外科学会総会

<演題>
「豊胸術術後の被膜拘縮に対する修正手術について」
大阪院 院長 志賀 由章

学会活動 (レポート)
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学会活動

【目的】
近年、豊胸術はテクスチャードタイプのインプラントの使用が普及し、スムースタイプのインプラントが主流の時代と比較すると被膜拘縮を引き起こす確率が減少してきた傾向がある。しかし一方でスムースタイプのインプラントで被膜拘縮を引き起こし、テクスチャードタイプのインプラントに入れ替えを行ったり、またテクスチャードタイプのインプラントで被膜拘縮を引き起こした症例の入れ替えも数多く行われている。再手術では拘縮した被膜を安全に解除し、スペースを広げ、新しいインプラントを再挿入するが、その際当院では幾つかの工夫を行っている。被膜拘縮再発を予防するための対処法に関して若干の文献的考察を加え報告する。

【方法】
硬膜外麻酔下で腋窩切開でアプローチ、ブラインドにて被膜拘縮により狭められたスペースを拡大する。被膜を切開する際にはメスなど鋭利なものは使用せず、食事用のナイフを使用した。これを被膜内に挿入し、拡大すべき方向の被膜に割を入れ、その後鈍的剥離にてスペース拡大を行う。

【結果】
被膜拘縮の強い症例では鋭利な器具を使用すると思わぬ出血に遭遇するが、食事用のナイフの鋸歯状の部分を使用することにより、被膜解除の際に安全かつ出血量を少なく手術を行なうことができる。

【考察】
豊胸術では挿入するインプラントの種類、挿入する層、術者の手技、患者の体質等、様々な要因により被膜拘縮を引き起こす。被膜拘縮を起こした患者の再手術は非常に難しく、再挿入後も拘縮を再発することが多い。再手術に関しては、その適応、手技については術前に充分検討する必要がある。


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