幹細胞脂肪注入 施術内容
豊胸術には、人工乳腺(バッグ)法、脂肪注入法、ヒアルロン酸注入法がありますが、リッツ美容外科では、今注目の豊胸術の進化形、幹細胞脂肪注入法を行なっています。日本における脂肪由来幹細胞移植の先駆者として、世界的権威である有名国立大学医師陣と連携し、当初より研究・開発を進めて参りました。
お勧めの方
・人工物(バッグ、ヒアルロン酸など)による豊胸に抵抗がある方
・気になる部位のサイズダウン、バストアップを同時に希望される方
・部分的(上胸部、胸の谷間、左右差など)に豊胸をしたい方
・レントゲンに写らない豊胸をご希望の方
・他院でバッグ挿入後、後遺症、トラブルがある方
痩身とバストアップを同時に行なう場合
幹細胞脂肪注入豊胸術の先駆者として世界の医師が注目
リッツ美容外科は、日本における脂肪由来幹細胞移植の先駆者として、世界的権威である有名国立大学医師陣と連携し、当初より研究・開発を進めて参りました。
その成果が、多くの医学雑誌に取り上げられ世界的に注目されています。
日本における脂肪由来幹細胞移植による豊胸術の礎を築いたと言っても過言ではないでしょう。
現在に到るまで、多くの症例を行い非常に良好な結果を得ています。
研究と症例に裏打ちされた幹細胞由来脂肪注入法で、多くの方のご希望にお応えしております。
幹細胞脂肪注入法の特長
・本来のバストと全く同じように、横になった時や仰向けに寝た時には流れ、うつ伏せになった時にはつぶれる自然な柔らかさ、動きです。
・痩身も同時に希望の方は、ウエストや太もも等サイズダウンしたい部位から脂肪を吸引します。サイズダウンしたいところはキュっとしまり、ボリュームのあるバスト、くびれたウエスト、すらりとした細い脚のメリハリボディが実現します。(脂肪吸引の料金は別途かかります。)
・従来の脂肪注入法では、痩せている方は吸引できる脂肪の量が限られていた為、大きなボリュームアップはできませんでした。幹細胞脂肪注入法では、生着率が大幅にアップする為、少ない脂肪量でもボリュームのあるバスト、メリハリのあるボディになります。
・注入に際して形の自由度が高いので、「バストの上の部分だけボリュームが欲しい」「胸の谷間を作りたい」等の部分的ボリュームアップも可能です。
・バストに傷を残さない注入針での施術となります。
幹細胞脂肪注入豊胸術のメリット
・幹細胞を同時に注入することにより、通常の脂肪注入よりも大幅に生着率が向上する。
・生着した脂肪の柔らかさ・弾性・質感は本来の組織と同じである。
・生着した脂肪は残るので、効果は一時的ではなく持続する。
・注入に際して、形の自由度が高い。
・自家組織であるため、アレルギー・拒絶の問題がない。
・その場で高濃度の幹細胞を抽出できるため、日帰りできる。
・脂肪の採取・注入の過程において、すべて針やカニューラで行うため傷跡をほとんど残さない。
・ボディのサイズダウンとバストのサイズアップが同時に可能(脂肪吸引の料金は別途かかります)。
・自分の脂肪で2カップ以上のサイズアップが可能。
幹細胞とは?・・・求められるものに変化する細胞
幹細胞は、いろいろな細胞に変化する能力や、何度も分裂を繰り返して増殖する能力を保持している特殊な細胞です。実際の医療現場では、この特性を利用し、骨の欠損やその他器官の再生に用いられています。
幹細胞は、注入されると、脂肪細胞になったり、その脂肪細胞に血液を供給する血管になります。
豊胸術に応用されることにより、多くの脂肪細胞が幹細胞によって生着し、バストを大きくする効果があるのです。 一言で表すのであれば、成長する脂肪を内包するバスト≒成長するバストという事ができるでしょう。
なぜ幹細胞を入れると生着率が向上するのか
バストへの脂肪注入における幹細胞の役割
幹細胞が成熟脂肪細胞に変化し、移植脂肪の脂肪細胞の一部を構築します。
(幹細胞は従来から脂肪前駆的細胞と呼ばれ、成熟脂肪細胞と共培養すると脂肪細胞への変化が誘導されることが知られています。)
血管内皮細胞に変化し、血管新生に寄与します。(幹細胞が血管内皮細胞へ変化できることは複数の研究において確認されています。)
血管新生誘導因子を放出し、周囲から新生血管を誘導し、移植組織の生着に寄与します。(幹細胞は低酸素状態で血管新生作用を持つ増殖因子を分泌することが知られています。)もとから存在する脂肪細胞が死滅すると、代わりに新たな脂肪細胞に変化します。
術後の移植脂肪萎縮の抑制に寄与します。(正常脂肪組織は、新たな細胞に入れ替わるスピードが遅い組織として知られていますが、移植された脂肪組織は一時的な虚血状態になるため、早い段階で組織が入れ替わると予想されます。一般的な脂肪注入法での術後の組織萎縮が幹細胞の不足によるものであるという仮説が正しいとすると、幹細胞が十分にあるという事は、組織萎縮の抑止につながると考えられます。)
脂肪細胞の増加と血管新生が、生着率の向上と維持に大きな役割を果たす。
⇒生着率50%~80%
↓
脂肪細胞が生着するために最も重要な事は、血液から栄養をもらう事です。
幹細胞は、バストに注入されると脂肪細胞や脂肪細胞に栄養をもたらす血液を供給する血管になります。
吸引して採取した脂肪をバストに注入すると、周囲から新しく細い血管が発生します。
この血管と注入された脂肪が連結すると、脂肪に栄養が行きわたり生着して体内にずっととどまります。
つまり、幹細胞を補充することで、脂肪細胞自体の数も増え、栄養を供給する血管が新しく生まれ、より多くの脂肪細胞が生着することになります。その結果2カップ以上のサイズアップが可能となります。生着した脂肪は残るので、効果は一時的ではなく持続します。
従来法では、脂肪の生着率が30%~50%でしたが、幹細胞の働きにより幹細胞脂肪注入法では、50%~80%まで向上しました。
高濃度の幹細胞を抽出→注入
注入テクニックが、結果を左右する
高濃度の幹細胞を注入したとしても、注入が粗雑ですと、決して良い結果が出ません。リッツ美容外科では、ベテラン医師が高濃度の幹細胞と脂肪を、高度なテクニックを駆使し丁寧に注入します。
一般的脂肪注入法では
太い注入針(一部5mmくらい切開するクリニックもある)で、脂肪を一塊(かたまり)として注入します。
塊の状態で注入された脂肪の最外層の脂肪がバリア(障壁)となり、ほとんどの脂肪細胞に血管から栄養がいきわたらず、その結果注入した脂肪の大部分は壊死し、融解(溶けて)して吸収されてしまいます。この時、大きな塊として生着してしまうと、これが“しこり”となってしまうのです。
リッツ式脂肪注入法では
リッツ式脂肪注入法は、注入脂肪の生着率をアップさせる為に極細注入針を使用します。この方法はバストに一切傷を残さないというメリットがありますが、それ以上にもっと大きなメリットがあります。
極細注入針で脂肪細胞を少量ずつ散らして注入することで、血管から栄養をもらいやすい状態(バリアを作らない)にできるのです。
また、生着率を上げる為には、少量ずつ多くの部位に注入することも重要です。
極細注入針の開発により、従来法では乳腺周囲にしか注入できなかったのを、大胸筋下、大胸筋内、大胸筋上(乳腺下)、乳腺周囲と4層に別々に分けての注入を可能にしました。脂肪の生着に最も重要である血液の供給は血流の豊富な大胸筋(筋肉)周囲への注入がポイントです。更に幹細胞を注入することで、生着率がアップします。
しこりを作らないテクニック
脂肪が大きな固まりとして生着してしまうと、これが“しこり”となってしまいます。
非常に稀ですが、これを防止するためには、脂肪注入の際にたっぷりと時間をかけて散らして入れる必要があります。
脂肪注入法は、脂肪をいかに細かく散らばせて注入するかが、目立つ“しこり”を作らず、生着率を上げるポイントとなります。そのためには、脂肪を少量ずつ分けて、重なり合わないように、平面的にも立体的にも多くの部位(皮下脂肪層、乳腺下、大胸筋肉上、筋肉内、筋肉下)に注入することが重要です。
当院では、たっぷり時間をかけて細かく散らばせて注入し、しこりを防いでいます。
幹細胞の種類
幹細胞には大きく分けて、身体のあらゆる細胞になる能力を持っているES細胞と、ある一定の領域の細胞になりうる体性幹細胞とがあります。
ES細胞の研究も非常に盛んに行われていますが、現時点ではまだES細胞の臨床応用には安全面で多くの問題点を残しています。
一方、体性幹細胞は、あらゆる細胞に変化できるわけではありませんが、目的を絞れば非常に使いやすい細胞です。
体性幹細胞は、主に骨髄や臍帯血などから採取されますが、実は身体中の多くの組織に存在しており、脂肪や皮膚などから採取することも可能です。
骨髄よりもたくさん幹細胞が存在しているのが脂肪で、比較的容易に抽出することができます。
脂肪由来幹細胞は脂肪吸引術によって吸引した脂肪から採ることができます。
再生医療とは
21世紀の新しい医療として、注目されているのが再生医療です。
再生医療とは、胚性幹細胞や体性細胞を最大限に利用することによって、新たな組織や器官を細胞から作ったり、病気や事故で失ったり損傷したり、あるいは、機能が低下した組織や器官を修復しようとする治療法です。再生医療によって、治療が困難だった様々な疾患に対しての治療が可能になるのではないかと期待が高まっています。心筋梗塞、脳梗塞、肝硬変、腎不全、血管性病変、白血病、関節炎、熱傷などに対して研究が進められています。
メッセージ from Dr.Hirohi
当院では、幹細胞脂肪注入法を、有名国立大学と提携し研究を重ねてきました。
その実績から、あらゆる方に自信を持ってお勧めできる施術です。
幹細胞は、ご自身の脂肪細胞から採取しますので、安全な施術です。単にバストを大きくするだけではなく、メリハリのあるボディを実現できる施術です。
従来法では、痩せている方は、生着する脂肪の確保が難しかったのですが、幹細胞を注入することで、痩せている方にも十分満足して頂けるようになり、非常に良好な結果を得ております。最先端医療である再生医療を受けてみたいとお考えの方は、是非、カウンセリングにお越しください。
これまで取り上げられた医学雑誌一覧
Aesthetic Plast Surg, 32: 48-55, 2008.
Cell-assisted lipotransfer (CAL) for cosmetic breast augmentation -supportive use of adipose-derived
stem/stromal cells-.
Yoshimura K, Sato K, Aoi N, Kurita M, Hirohi T, Harii K.
[PDF] 記事全文(英文)
Dermatol Surg 34: 1178-1185, 2008.
Cell-assisted lipotransfer for facial lipoatrophy: efficacy of clinical use of adipose-derived stem cells.
Yoshimura K, Sato K, Aoi N, Kurita M, Inoue K, Suga H, Eto H, Kato H, Hirohi T, Harii K.
Transplantation 85: 1868-1869, 2008.
Ectopic fibrogenesis induced by transplantation of adipose-derived progenitor cellsuspension immediately after lipoinjection.
Yoshimura K, Aoi N, Suga H, Inoue K, Eto H, Sato K, Kurita M, Harii K, Hirohi T.
Breast J, in press.
Progenitor-enriched adipose tissue transplantation as rescue for breast implant complications,
Yoshimura K, Asano Y, Aoi N, Kurita M, Oshima Y, Sato K, Inoue K, Suga H, Eto H, Kato H, Hirohi T, Harii K.
これまで取り上げられたその他メディア
気になる美容整形ランキング | 美容整形特集 「視線集める 贅沢ボディ」
http://www.biyou-seikei.cc/biyou_html/special/200910/index.html
POINT
幹細胞脂肪注入法は、再生医療を応用した施術です。当院は、有名国立大学と提携し、開発当初から幹細胞脂肪注入法に取り組んできました。非常に良好な結果が得られ、生着率は約50%~80%まで向上しています。
幹細胞は、バストに注入されると脂肪細胞や脂肪細胞に栄養をもたらす血液を供給する血管になります。幹細胞を補充することで、脂肪細胞自体の数も増え、栄養を供給する血管が新しく生まれ、より多くの脂肪細胞が生着することになります。その結果2カップ以上のサイズアップが可能となります。ご希望の方は、バストを豊かにするだけではなく、ボディのサイズダウンが可能です。(脂肪吸引の料金は別途かかります)メリハリのあるボディを実現する施術です。
一般的な方法では、痩せている方は注入脂肪の確保が難しく思うようなバストアップが難しかったのですが、幹細胞が脂肪細胞や、血管となりますので、痩せている方でもご自身の脂肪でのバストアップが可能となりました。
脂肪の生着には、注入テクニックも影響します。脂肪細胞に栄養がいき渡るように重ならないよう、積み上げるように注入します。この注入技術は熟練を要し、結果に大きく影響します。挿入角度や深さを少しずつ変化させ、分散するように注入します。
幹細胞脂肪注入の特徴
-
施術時間
約180~300分
大腿の脂肪吸引含む -
麻酔
<通常>全身麻酔/硬膜外麻酔
<注入量が少ない場合>硬膜外麻酔/静脈麻酔 -
腫れ具合
★★★☆☆
-
ダウンタイム
抜糸
脂肪吸引部 7日目
脂肪吸引部1~2週間むくみ。 -
副作用(リスク)
腫れ、内出血が長引く、感染、傷痕、色素沈着、異物反応、痛み、しびれ、その他知覚異常、脱毛、組織壊死、視力障害、アレルギーやショック反応などの合併症がおこりえます。
同時に行うことが多い施術
症例写真
豊胸(幹細胞脂肪注入法)症例写真
35歳女性/術後1年6ヶ月
脂肪+幹細胞注入 300cc
臀部・大腿部外側の脂肪吸引
AカップからCカップ以上にサイズアップしました。
ボリュームがなかったバスト上部から全体に大きくなりました。
バストの立ち上がりからバストトップにかけて、自然でなだらかなラインに。
平坦で下垂気味に見えていたバストが、豊かで理想的な形のバストになりました。
料金表
-
幹細胞脂肪注入
注入予定量片側200ccずつ:1,296,000円
注入予定量片側300ccずつ:1,512,000円
注入予定量片側400ccずつ:1,728,000円
※注入量には個人差があります。
※痩身を同時にご希望の場合は、脂肪吸引の料金が別途かかります
※2014年4月からの税込料金です -
※東京院・大阪院で料金が異なります。
詳しくは こちら までお問い合わせください。
よくある質問と答え
- 脂肪細胞が生着する為に最も重要な事は、血液から栄養をもらう事です。幹細胞は、バストに注入されると脂肪細胞や脂肪細胞に栄養を供給する血管になります。脂肪細胞自体の数も増え、生着に欠かせない栄養を供給する血管が新しく生まれることにより、従来の脂肪注入法よりも多くの脂肪細胞が生着します。その結果、2カップ以上のサイズアップが可能となります。生着した脂肪は残るので、効果は一時的ではなく持続します。
- 2カップアップ位とお考えください。【補足】豊胸においてバッグの200㏄と脂肪の200㏄はその形と動きが異なります。バッグによる豊胸術を行った場合、ブラジャーをつけなくても バストトップが高くなります。脂肪注入法による豊胸術の場合、人工物ではなくご自身の細胞を挿入するため、より自然に仕上がり、このような事象が見られません。元々バストの豊かな方も、ブラジャーをしていない時や、横になった時にはバストトップの位置は高くないのです。そのため、ブラジャーをつけない状態では、バストがそこまで大きくなったと感じないかもしれませんが、ブラジャーをつけ、バストを寄せて上げた状態では大きさを実感して頂けます。つまり、脂肪注入法による豊胸術で大きくなったバストは、より自然な形で、自然な動きをするという事が特徴になります。
- 個人差はありますが、脂肪吸引部は1~2週間、バストは5~7日間位です。
- 全身麻酔、硬膜外麻酔、静脈麻酔を駆使して、無痛の内に終了します。術後バストの注入部に強い痛みはありません。吸引部は、吸引量による個人差はありますが、筋肉痛の様な感じで、ほぼ2週間までに消失していきます。