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プロステーシス豊胸術の過剰剥離(下方偏位)に対する簡易修正法の検討-埋没アンダー糸固定法について-

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「プロステーシス豊胸術の過剰剥離(下方偏位)に対する簡易修正法の検討」

第45回 日本形成外科学会総会 / 2002年4月 / 東京院 浪川浩明

目的

整容的に満足の得られないプロステーシス豊胸の原因のひとつに位置の問題がある。このうち下方偏位は、左右差や上方偏位と比べて、まだ見映えは良く、むし ろやや下がり気味を好まれる方もあり、修正の対象からはずれる事も多い。ただし、左右差における低位拙劣や、極端な偏位は当然、看過されるものではない。 この様な場合の対応策として、アンダーバストのベストライン上の数ヶ所に、スキンピンホールを穿ち、皮膚と直下の肋骨骨膜間にサークル縫合を行って埋没さ せる(我々はこれを埋没アンダー糸固定と称す)非常に簡便なる手技で好成績を得ており、これを報告する。

対象

2000年3月から、2001年10月まで当院で施術した23例。

結果

縫合針によるバック破損1例。これ以外は特別な合併症もなく良好な結果が得られた。

考察

埋没アンダー糸固定法は、特別複雑な操作や、特殊な麻酔、道具を必要とせず、簡便で確実な位置修正法と考える。ただし全てのケースを同列一様に扱うことは 出来ず、施行のタイミングや、プロステーシスの種類(特に膜面性状)の相違などに注意を払わねばならない。今回は、これらの点についてまた、内、外側への 過剰剥離例への応用も合わせて検討する。

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