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Stab(小切開)を必要としない埋没重瞼用針糸の有用性の検討

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「Stab(小切開)を必要としない埋没重瞼用針糸の有用性の検討」

第33回日本美容外科学会総会 / 2010年10月 / 東京院 飯田秀夫

目的

埋没法は手技の簡便さ、術後の腫脹の少なさなどから現在最も行われている重瞼術であるが、重瞼線の消失を来しやすいという欠点を有する。当院では皮下に結び目を多数作製することで固定力を強固にしているが、結び目を埋め込むためには11番メスにて1ミリほどのstabを数カ所に行う必要があり、この際の皮下出血斑によるダウンタイムの遅延が問題となることがあった。
特殊埋没重瞼用針糸(べアーメディック社製)は持針部付近が扁平に加工されており、このへら状の部分が皮膚を通過する際に穿通創を押し広げ、丸針に比べて針穴が大きくなる。このために結び目を埋入するためのstabが不必要となり、その結果皮下出血斑の減少が期待される。従来の丸針と皮下出血斑の頻度を比較することにより、特殊重瞼用針糸の有用性を検討した。

方法

特殊埋没重瞼用針付糸(ベアーメディック社製)を用いて埋没法を行った10名を対象とした。埋没の方法は、結び目を埋め込むためのstabを入れず針の皮膚刺通部分をそのまま利用した以外、通常のmultiple knot法と同様に行った。
術直後および3日目における皮下出血斑の有無を調査した。

結果及び結論

従来はstabを入れると出血を来たし、圧迫止血を必要とすることが多かったが、特殊重瞼用針付糸を用いた症例では皮膚からの出血はほとんど認められなかった。丸針と比較して組織を通過するときに抵抗が若干大きく、また、針の刺入や結び目の埋め込みに際して拡大鏡などを用いたより正確な操作が必要になるが、皮下出血の軽減により止血操作の省略とダウンタイムの短縮化をはかれるので、医師のみならず患者側にとっても有用な材料であると考えられる。

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